少子高齢化・核家族化の中、自分が亡くなったら、遺骨はどうなってしまうのか?先祖代々のお墓の後継者がいないので、いずれは無縁墓になってしまうのが心配。また永年連れ添った主人のお墓は建てたいが、跡継ぎがいないので自分が亡くなった後、建てたお墓はどうなるのか?…など、数年前からお墓に関する相談が増えてきました。月照寺では、このような方のために、永代供養塔合祀墓を設置致しました。

永代墓は、次のような方などご安心してお参りいただけるお墓となります。

◆先祖より代々受け継いでこられたお墓の後継者がおられない方
◆配偶者がおられない方、お子様がおられない方
◆配偶者や遠縁の直系に跡継ぎがいないため、「いつしかお墓が無縁墓になってしまう」と心配されておられる方
◆親や配偶者のお墓は建てたいが、「先で無縁墓になってしまう」と心配されておられる方

お墓のある方も、これからお墓を建てられる方も、安心して何十年もお墓参りをしていただき、その後、お墓参りが難しくなった時点で当寺が永代供養墓に合祀して、永代にわたり故人の供養と管理を致します。毎年、三月十七日の彼岸の入りの日に合同供養を執り行っています。

永代供養墓とは?

 お墓参りのできない方、あるいはお墓参りをしてくれる人がいなくなった時でも、お寺が責任を持って永代に供養と管理をしていくお墓のことです。他の人と同じ納骨室に納骨されることから、合祀墓とも呼ばれています。
 近年の少子化や核家族化などにより、子孫による先祖供養の継承が難しくなってきているところから、多くの寺においても建立されてきています。

多宝塔とは

 多宝如来を安置するための塔。多宝仏塔ともいう。塔の原語は梵語の「ストゥーパ」で、天と地を結ぶという意味です。ストゥーパは、お釈迦さまの遺骨を埋葬してその上に塔をつくったのが始まりと言われております。
 中国では開元20年(732年)、日本では、天治元年(1124年)にはじめて多宝塔が建てられました。中でも、石山寺の多宝塔が日本最古として有名です。

永代供養塔合祀墓のご費用

●刻字のない場合
ご納骨・永代供養一霊 20万円

●刻字のある場合
台座刻字とご納骨・永代供養一霊 50万円(夫婦の場合二霊 80万円)
永代供養塔合祀墓に戒名・俗名を刻みます。

ご遺骨は当寺がご用意しますサラシ袋に納めかえ、永代供養塔合祀墓に納骨します。
※ご納骨後の改葬(取り出し)、分骨等のご遺骨の返還は一切できません。

永代供養塔合祀墓合同供養
毎年、3月17日(午後3時)より、
永代供養塔合祀墓前でご回向読経を執り行います。
雨天の場合は本堂で執り行います。
※詳細は「月照寺墓地永代供養塔合祀墓使用規程」によります。

永代供養墓への合祀をご希望の方は、
一定の手続きが必要となりますので、当寺にお気軽にご相談ください。

お問い合わせ・資料請求は

人麿山 月照寺

兵庫県明石市人丸町1-29