平成28年 元旦


「壽祥松」は奈良県在住の著名な山野草・盆栽研究家 寺前信次氏(雅号:春徳)より命名いただきました。




仏法は坐禅


仏法は坐禅です
 坐禅はお釈迦さまのお悟りの姿です
 身を正し、息を整え、静かに坐る
   あなたも座ってみませんか


「慕古心」について

時を超えて、人を超えて、語り、受け継がれ、伝えられる「真実(本当のこと)」は永遠に輝いて、いつも新しいのです。道元禅師は、現代を生きる私たちに、「真実(本当のこと)」をたくさん教え示してくださっています。そのひとつひとつを学び、実践することを「慕古心」というのです。「慕古心」とは、「永遠の真実」を探し求めることであり、「道元禅師からのメッセージ」はそのための羅針盤に他なりません。





 謹んで新春のお慶びを申し上げますとともに、檀信徒の皆様のご多幸とご繁栄を心よりご祈念申し上げます。
 新年を迎え、皆様には心機一転、新しい心で新しい一歩を踏み出された事と思います。心機一転するにふさわしい「洗心」という言葉があります。本来の言葉の意味は「洗心照水」ということで、(清らかな澄んだ水に照らして、こころを清らかにする)。要するに心をきれいにするということです。
 純真無垢であった小さなころの誰もが、成長すると共に、嘘をついたり、悪口を言ったり、怒ったりと、次第に心に邪念が生じて自らの心を曇らせてしまいます。
 そんな中でも、例えば、仏様に手を合わせたり、お寺の法要に参ったり、坐禅を組んだ後などは、「心がすがすがしく洗われて」自然と合掌礼拝していることに気付くことがあります。
 仏様に対する畏敬の念が、知らず知らずに合掌礼拝させ、本来自分が備えている清浄心の自己がその場に現じていることに他ならないのです。これを称して「洗心」と申します。
 皆様も今年一年、「洗心」を心がけ、一日のうちひとときでも手を合わせられますよう、過ごしてみて下さい。
 最後になりますが、皆様にとって本年が良き一年でありますことを重ねて祈念申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。
                                             合 掌
月照寺住職 間瀬和人



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